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赤ちゃんの夜泣きはいつまで?|夜泣きの原因や改善方法、コツをチェック!

赤ちゃんの夜泣きはいつまで?

夜泣きにまいっているママはどうして赤ちゃんが夜泣きするか知っていますか?

知らないなら知っておいた方がいいでしょう。

なぜなら、ママが睡眠不足になってしまうと、ママのストレスが赤ちゃんにまで影響を与えてしまうからです。

そのうち無くなっていく夜泣きですが、1年も2年も耐えるくらいなら、今回紹介する夜泣きの改善方法を試してみてください。

良き睡眠リズムで母子ともに暮らせるといいですね。

どうして赤ちゃんは夜泣きするの?

夜泣きが続く理由はちゃんとあります。

2つの原因を知り、改善していきましょう。

原因は、「体内時計の乱れ」と「寝かしつけ」

ママは夜泣きの原因を「暑さ・寒さ」、「日中、興奮した影響」、「歯が生えてくるときの不快感」、「甘えてる」などの身近な変化のせいではないかと考えがちです。

ですが、睡眠医学では、赤ちゃんの夜泣きの原因は、「体内時計の乱れ」「寝かしつけ」の2つあると考えられています。

夜泣きの原因①|体内時計の乱れ

体内時計と地球時間は毎日30分ズレている

人間の体には「体内時計」という時計があり、眠りのリズムや体温の変化をコントロール
ています。
「体内時計は、1日を平均24.5時間で刻んでいて、私たちが生活している地球時間(24時間) とは30分のズレがあります。そのため、毎日、体内時計にしたがって暮らしていると、地球時間とのズレは、どんどん大きくなり、いずれは昼夜逆転の生活になってしまいます。
「そうならないために、体内時計には「リセット機能」が備わっています。

リセット機能には、太陽の光を浴びることが重要です。
「眠いな……」と感じる朝も、カーテンをパッと開けて朝日を取り込めば、シャキッと目が覚めますね。
これは、リセット機能が働くからです。

体内時計を気にしてみてはいかがでしょうか。

ちなみに赤ちゃんの体内時計は生後6ヶ月まで調整中です。

体内時計は生後6ヶ月まで調整中

生まれたばかりの赤ちゃんには、昼夜の区別はありません。

数時間おきに、寝たり起きたりします。

生まれてすぐは、まだ体内時計のリセット機能が働いていないからです。
体内時計のリセット機能が働き出すのは、生後1カ月くらいから。

おおよそ生後3〜4カ月までに昼夜の区別がつくようになり、生後6カ月には明確な睡眠リズムができてきます。

ただし、赤ちゃんのリセット機能は未熟なので、体内時計を整えるには、パパとママの手伝いが必要になります。

「その手伝いとは、「朝昼は明るくにぎやかに」「夜は暗く静かに」という昼夜の区別がつけやすい環境を作ってあげることです。
お昼寝のときも、部屋を真っ暗にしないように気をつけましょう。

夜中の原因2つ目は寝かしつけの習慣です。

夜泣きの原因②|寝かしつけの習慣

寝かしつけの習慣を変えれば夜泣きが改善する

赤ちゃんが、なかなか寝てくれないときに、親はさまざまな寝かしつけの方法を試します。

たとえば、
・抱っこでユラユラゆらす
・添い乳する(寝ながら、おっぱいをあげる)
・車に乗せて、ドライブする
・哺乳瓶やおしゃぶりをくわえさせる。
それぞれの赤ちゃんに、固有の「眠りに入りやすい習慣」があるのは、ごく普通のこと。

でも、「これをやらないと絶対に寝てくれない」とか「就寝時刻が大幅に遅れる」「夜中に目を覚ましたときにも、必ず同じ寝かしつけが必要」といった場合には、寝かしつけの習慣そのものが、赤ちゃんの睡眠の質に影響を与え、夜泣きを引き起こしている可能性もあります。

赤ちゃんが夜中に目を覚ましたときに、毎回手のかかる寝かしつけをしないと再び眠りに戻れなくなっているならば、寝かしつけの習慣を見直すことをおすすめします。

「寝かしつけの習慣にこだわりが強くなるのは、だいたい生後7カ月~1歳くらいまでの時期が多いようです。

この習慣を変えることは、一時的には大変かもしれません。
でも、赤ちゃんのよりよい睡眠、そしてママの負担を減らすためにも、試してみる価値はあります。
寝かしつけの習慣を変える具体的な方法については、夜泣き改善3ステップの項目で説明します。

現代の生活パターンが赤ちゃんの体内時計を乱す。

赤ちゃんは、昼夜の区別がついた環境で生活していくうちに、体内時計の調整法を学習していきます。
30年前は、子どもは夜8時、大人でも10時には寝ているのが当たり前でした。
しかし、現代は、照明が発達したおかげで夜も明るく、人々は活動的。
夜がにぎやかなため、「昼なのか、夜なのか」わからなくなり、睡眠のリズムが整いにくい赤ちゃんが増えています。

これは体内時計が乱されてしまったせいです。
体内時計が乱れると、赤ちゃんの睡眠の質が下がり、夜泣きにつながる可能性が高くなります。
夜に静かな環境を作ることが、昔よりも難しくなっています。
「親が毎晩、無意識にやっているようなことが、赤ちゃんの体内時計を乱す原因になっているのかもしれません。
下記のチェックリストで生活パターンを確認してみましょう。

赤ちゃんの体内時計を乱す生活のパターン チェックリスト

ロ朝8時を過ぎても起こさないで、寝かせたままにしている。
ロ親の生活時間に合わせて、夜9時以降に寝かせている。
ロタ方から寝るまで、ずっと明るい部屋にいさせている
ロ 夜、眠った後も、テレビや明かりのついたリビングにいさせている。
ロパパが帰宅してから、夜遅くにお風呂に入れている。
ロ 外出が少なく、日当たりの悪い部屋に1日中いることが多い」
ロ 夜泣きをしたら、夜中にドライブをしている。
ロ 夜泣きをしたら、DVD を見せたり、電気をつけて遊ばせている
ロ携帯電話や電子機器をいじりながら、寝かしつけをしている

赤ちゃんの眠りの特徴

スヤスヤと眠るイメージが強い赤ちゃんですが、実はけっこう眠りは浅い!

赤ちゃん特有の現象「寝言泣き」も知っておきましょう。

赤ちゃんが夜中に目を覚ますのは自然なこと

眠りにはリズムがあります。睡眠中は、同じ深さの眠りが続くのではなく、浅い眠りと深い眠りが交互に繰り返されます。それが「レム睡眠(浅い眠り)」と「ノンレム睡眠(深い眠り)」。
浅い眠りと深い眠りは1セットになっていて、一晩のうちに何セットか繰り返します。
大人の場合、1セットにかかる時間は、だいたい90~120分。
新生児の場合は、1セット40~50分。3カ月で50~60分、2歳で75分。5歳でようやく大人と同じ90分に近づきます。
大人と比べると、赤ちゃんはセット間隔が短くて、浅い眠りの時間帯が多いことがわかります。
そして赤ちゃんは、眠ること自体も、まだ上手ではありません。

 そのため眠りが浅くなったとき、次の深い眠りへの切り替えがうまくいかずに目を覚ましやすくなります。
また、グラフを見るとわかるように、赤ちゃんの眠りは全体的に浅く、いつの時点でも、大人より目を覚ましやすい状態にあります。
夜中に何度も目を覚ましてしまうのは自然なことなのです。

 「寝言泣き」をしている赤ちゃんは起こさないで見守ってみよう

 浅い眠りのとき、大人だったら寝返りをうったり、ムニャム「ニャと寝言を言いますよね。
これと同じように、実は、赤ちゃんも寝言を言います。
ただし、赤ちゃんは、まだ言葉を話せません。だから代わりに泣くのです。

これが「寝言」ならぬ「寝言泣き」です。
ということは、赤ちゃんが泣いているからといって、必ずしもママに何かを要求しているわけではないということです。
単なる自然現象だと考えていいでしょう。
「それなのに、赤ちゃんが泣くと、すぐにママが「どうしたの?」「何かほしいの?」と起こしてしまっていたら、赤ちゃんは、寝言泣きのたびに、しっかり目を覚ます癖がついてしまいます。
「夜中に赤ちゃんの目が完全に覚めてしまったら、ママは寝かしつけをやり直さなくてはいけ「ませんよね。

それは、ママにとっても、赤ちゃんにとっても、大変なこと…。
「赤ちゃんが夜中に40~60分ごとに泣くのは「寝言泣き」の可能性が高いということを頭に入れておきましょう。
ほんの少し、放っておくのは、赤ちゃんのためでもあります。
赤ちゃんに泣かれてしまうと、ママには、ものすごく長い時間のように感じられてしまいますが、寝言泣きは、だいたい2、3分程度のことです。
「ちょっとだけ、静かに赤ちゃんの様子を見守ってみましょう。

 赤ちゃんの眠っている時の状態チェックリスト

ノンレム睡眠(深い眠りのとき)

・ぐっすりスヤスヤ

・少し大きな物音を立てても、目を覚まさない

・あまり身動きしない

レム睡眠(浅い眠りのとき)

・寝返りをうつ、ごろごろ転がる

・寝言泣きをする

・物音を立てると、体がピクッと反応する

・一瞬、パチッと目を開ける

夜泣き改善の3ステップ

今すぐできて簡単な夜泣き改善方法を試してみましょう。

ステップ1 朝7時までに起こす

朝は、7時までに赤ちゃんを起こしましょう。

寝たのがいつもより遅くても、夜泣きで何度も目を覚ましたとしても、7時を目標に起こします。
というのも、朝、遅く起きてしまうと、その夜、寝るのが遅くなります。

遅く寝ると、翌日、さらに起きるのが遅くなって…と、生活のリズムは、どんどんズレていってしまいます。
「朝の太陽の光を浴びさせて、赤ちゃんの体内時計を強制的にリセット&正常化してあげましょう。
赤ちゃんがなるべく気持ちよく機嫌よく起きられるように、次の起こし方を参考にしてみましょう。

 ①光の刺激を与える

部屋のカーテンを開けて、自然光を取り入れます。
日当たりの悪い部屋や、天気が悪くて薄暗い日は、照明をつけましょう。

光の刺激を受けると、赤ちゃんの手足やまぶたは、ピクピク動き始めるはずです。

目を覚ましたら、優しく「おはよう」と声をかけてみましょう。
光に反応しない場合は、「おはよう、朝だよ~」と声をかけてみて、それでもダメなら、やさしく体をゆすります。 

②声をかける

寝ている赤ちゃんをいきなり抱き上げて起こさないようにしましょう。
赤ちゃん自身が起きる準備ができていないことで、寝ぐずりならぬ「起きぐずり」の原因になります。

③朝の習慣を始める

 赤ちゃんが目を覚まして周囲をうかがう様子が見られたら、「オムツ替えようね」「お着替えしようね」「お顔ピカピカにしようね」「あっちの部屋に行こうね」などと、これから何をするかを声かけしてから、抱っこや朝のオムツ替えなどの朝の習慣を始めましょう。
こうした朝の習慣は、赤ちゃんにとっては、夜と昼間の区切りにもなります。
生後1カ月を過ぎたら、朝と夜は、できるだけ別のスペースで過ごすようにしましょう。

ステップ2 昼寝の時間を調整する

夜の睡眠の質を高めるには、「日中の過ごし方」と「日中の睡眠」がかかわってきます。
生後2カ月からは、徐々にお昼寝の時間帯を「朝寝」「昼寝」「夜寝」の3つに分けて考えましょう。
赤ちゃんが寝たいだけ寝かせておくのではなく、成長にしたがって、それぞれの時間を短くしたり、なくしたり、調整します。
また、夕方5時以降に寝ると、夜の睡眠に影響します。ママは家事に忙しい時間帯ですから、ついつい寝かせてしまいそうですが、寝かさないようにがんばりましょう。
お昼寝を切り上げて、寝ている赤ちゃんを起こすときには、朝の起こし方を思い出してください。いきなり抱き上げたりせずに、光の刺激や声かけで、優しく起こしてあげましょう。
起きている時間は、メリハリをつけて、しっかり活動をしておくことも大切です。

下記の記事の体操をしてみてもいいでしょう。

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ハイハイや歩くなどのリズムのある運動をすると、「セロトニン」という神経伝達物質の働きが活発になって、赤ちゃんの心が穏やかになることがわかっています。夜の寝つきもよくなります。

ステップ3 触れ合う時間を作る

 「寝る前の30分。部屋を少し薄暗くして、絵本を読んだり、スキンシップをとったり。静かにくつろぐ「ふれあいタイム」を作りましょう。
そのためには、寝かしつけをスタートする時間を決めて、夕食やお風呂、歯みがき、着替えなどを余裕を持って終わらせてしまうことです。
たとえば、夜8時に寝てほしい場合は、7時半までにこれらの寝る準備をすませましょう。
「ふれあいタイムでは、パバもママも、ふだんより、ワントーン声を低くして、優しい話し方をしましょう。
「部屋の照明は、オレンジ色の光で薄暗く。これには心を穏やかにする効果があります。
テレビやパソコン、携帯、スマホなどの電子機器は、刺激が強いので使用禁止です。
「仕事も家事も忘れて、たっぷりスキンシップをしてあげてくださいね。
こうした薄暗い環境で静かに過ごすことによって、強い眠気を引き起こすメラトニンというホルモンの分泌が促され、寝つきがよくなります。また、寝室は豆電球などは消して、なるべく真っ暗な環境にしましょう。
授乳中の子は、授乳途中で寝てしまわないように、足の裏をくすぐったり、軽くたたいたりして、なるべくたくさん飲んでもらいましょう。

眠りの質がよくなるために

今の日本の生活スタイルが赤ちゃんの眠りに影響していることも。

早寝早起きを心がけましょう。

添い寝は夜泣きの原因ではない

 「添い寝がいいの?」「ひとり寝がいいの?」「この問題は、育児本でも、先輩ママたちのアドバイスでも、意見が分かれるところ。
結論を言うと、おすすめするのは「添い寝」です。
ひと昔前、「日本で夜泣きが多いのは、添い寝が原因だ」と言われた時期がありました。
欧米では、ひとり寝が一般的なので、当時の睡眠学者は、欧米との文化の違いである「添い寝」に注目しました。
「でも、世界の状況を見てみると、赤ちゃんのひとり寝が一般的な国は、世界の人口の10%以下。実は、アメリカやヨーロッパの国々だけ。
「最近では、アメリカでも「添い寝は赤ちゃんの精神の安定によい影響がある」ということで、添い寝を推奨する動きがあるようです。
添い寝が夜泣きの原因になってしまうのは、隣で寝ているママが赤ちゃんの寝言泣
きに過剰に反応してしまい、ママ自身が赤ちゃんを起こしてしまうということも一因です。
ママが「赤ちゃんは40~60分ごとに寝言泣きをする」という特徴を知っていれば、寝言泣きをスルーできるので、「添い寝=夜泣き」にはならないでしょう。
「ママたちは、もっと自信を持って、添い寝をしてあげてくださいね。

睡眠時間が短いと眠りの質が悪くなる

ドイツでは0~3歳の子どもの36%が夜7時よりも前に寝ているそうです。
日本では夜7時までに寝ている子どもは、たった1.3%。
さらに夜10時以降に寝ている子どもが約40%もいます。
では、起きる時間はどうかというと、ドイツも日本も、ほとんど変わらず朝7時前後。

 つまり日本の赤ちゃんは、かなり睡眠時間が短いということです。夜遅くに寝かせると、眠たいのでぐっすり寝てくれるようなイメージがありますが、それは間違い。

睡眠のリズムが乱され、睡眠の質が悪くなり、かえって眠りが浅くなってしまいます。

昼間、活動的に過ごすと夜はぐっすり寝てくれる

 核家族化の影響で、昼間、赤ちゃんとママ2人っきりという家庭が今は多いでしょう。そのため、赤ちゃんは、日中も、わりと静かな環境で過ごしているのでは?
「朝昼は明るくにぎやかに、夜は暗く静かに」というメリハリのある生活は、赤ちゃんの体内時計の正常化に役立ちます。

体内時計が整うと、夜もぐっすり眠れます。お買いものに行ったり、近所を散歩するだけでも、赤ちゃんには大きな刺激になります。

昼間は、どんどん外に出かけましょう。 

まとめ

夜泣きの改善方法の3つはいかがでしたか。

睡眠リズムを整えるためにも、とても重要なことです。

まずは、1週間試してみてください。

母子ともによく眠れることをお祈りしております。

プロフィール
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すけさん/sukesan

花粉症の症状を良くしたいと思ったことがきっかけで、健康本を1万冊以上を読破、健康オタクになる。子どもが産まれたことで本当の健康の情報をパパママに向けに執筆することを決意。趣味は多読書、筋トレ、家庭菜園。

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